「二十八の憂鬱」
作詞 作曲:megu
雨音は夢から現実へ
流れ落ちない自分に風が苦しい
響く音 もう足は止まる
期待も嫌みもこの胸に息が苦しい
にじんだ目の奥で突き刺さる何かが
見られないように聞かれないように感じないように 立ちすくむ姿をフィルムに写して
何度も何度も落ちては雨がふり 色あせていく
季節外れの空に似た 雲の切れ間に悲しみの音が響く
見慣れた出口雨雲の中へ
引き返す気持ちを踏みにじる雫が落ちる
瞬きをする街灯の下で 巡るいつかの気持ちの明かりが眩しい
厚い雲 重たく流れる 夜の暗闇に引き込まれ明かりが欲しい
滲んだ気持ちを両手に握りしめたままで
見られないように聞かれないように感じないように
立ち止まる姿をみなもに映して
何度も何度も落ちては雨がふり歪んだ自分
季節変わりの風に似た 喉をしめつける懐かしい音が響く
見慣れた景色霧雨にのまれ 踏み出せぬまましらむ東の空がかすむ
季節外れの空に似た 雲の切れ間に悲しみの音が響く
見慣れた出口雨雲の中へ
引き返す気持ちを踏みにじる雫が落ちる
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